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カビ対策特集

場所別のカビ対処法                             

●カビが発生する3条件●

 カビが生きる条件は、基本的には「酸素」「温度」「湿度」「栄養」です。この全てが揃うと、胞子が付着した場所から発育していきます。逆にどれか1つでも抑えることができれば、発生をしっかり防げます。酸素を取り除くことは難しいので、酸素以外の3条件が対策となります。

 ◆湿度

  …カビにとっての最適温度は25℃。5~35℃前後でも生育可能。

 ◆温度

  …一般的なカビは湿度80%以上が必須条件。

   乾燥状態を好む一部のカビでも65%は必要。

 ◆栄養

  …たんぱく質や炭水化物、油脂などの有機物(の汚れ)が栄養となる。

   主に食品(食べこぼし)、ホコリ、皮脂汚れ(髪の毛、人の垢など)、洗剤カス(石鹸カス、シャンプー)など。


●カビ予防対策のポイント●

 カビの胞子はどんな空間でも漂っています。少量を吸い込む分には問題なく、体内に入ったからといってすぐに強い毒性があるものではありません。ただし、カビが付いている食べ物を口にしたり、根を生やして大量の胞子を出しているものを吸い込んだりすると、喘息やアトピー性皮膚炎など、アレルギー性疾患の原因となる場合もあります。また、免疫力が極端に落ちている人が吸い込むと、感染症発症の可能性もあります。

 黒っぽい種類が多いので見た目が悪く、ニオイも発生します(エアコンや洗濯機から出る嫌なニオイの主原因はカビです)。またカビはダニの餌になりやすいため、間接的に健康に害を与える場合もあります。健康的な生活を送るために、しっかりと予防対策を行いましょう。

予防のポイントは以下の通りです。カビ対策のポイントはシンプルで、3条件を念頭に、「カビが繁殖しにくい環境をつくる」こと。次の3つを意識して職場を見直してみましょう。

その1)水分をこまめに拭き取る

 窓の結露や洗面所・キッチンの水滴など、拭き取れる水分はできるだけすぐに拭き取るのがカビ予防につながります。湿っている状態が続くとカビが格段に生えやすくなってしまいます。

その2)換気する/除湿する

 通気性を良くするため、窓を開けて換気したり、除湿機を置いたりするのはとても効果があります。梅雨時期で窓を開けられないという場合は、サーキュレーター(扇風機)を活用し室内の空気を循環させましょう。

その3)汚れをすぐに拭き取る

 日常的な清掃もカビ対策につながります。日々のホコリ取りや皮脂汚れ、石鹸カスなどの除去でカビのエサが減って予防になります。




場所別のカビ対処法                             

●エアコン(家電製品)の予防対策

 エアコンや加湿器など、水が発生する家電はこまめに乾燥させることが大切です。例えば次のようなことを心がけます。

 ◆エアコン…使い終わったあとに送風をして内部を乾燥させる

 ◆加湿器…使わないときはタンクの水を捨てておく

 ◆洗濯機…使用後、周辺を拭き上げて蓋を開けておく

 特にエアコンの内部は、湿度や温度もさることながら、フィルターなどにホコリがたまりやすく、通年カビが繁殖しやすい状態になっています。こまめにフィルターを掃除することで、風量の効率化だけではなく、衛生度も上がります。また、少なくとも年に1回、できれば梅雨前と冬前の年2回は、日ごろ手の届かない内部洗浄することをお勧めします。



●洗面所・トイレの予防対策

洗面所などの水まわりは排水管があるため、特に湿気が溜まりやすい場所です。湿気対策としては、水分を極力なくすことが大切です。そのため、濡れた場所はこまめに拭き取り、換気することで乾燥した状態にしましょう。

 洗面台や化粧台には、手洗い洗剤や化粧水などが残っている可能性が高いです。特に夜間(夕方から朝にかけて)は、誰も使うことがないため、3条件が揃いやすいので、午後の掃除のときに、カビが発生しやすい場所にアルコール除菌スプレーを吹きつけて拭き取っておくと予防にもなります。

 また、洗面台の上下のトイレットペーパー収納扉や引き出しは閉め切ったままにせず、清掃時など時々開けて換気も心がけてください。なお、収納スペースは、取り出すのが大変なほど収納していると、空気が循環せず湿気がこもってしまいますので、収納時は風が通るくらいのスペースを確保することがお勧めです。


●天井・壁面の予防対策

 天井、壁面や床面のカビの主な栄養源は人間の垢や堆積した埃です。天井・壁面は、多少面倒ではありますが、クイックルワイパーやタオルを使って、ホコリをさらうように小まめに軽く拭き上げをしましょう。特に天井はかなり面倒だと思うので、梅雨時期は、週に1回程度、クイックルワイパーを逆さにして掃除しましょう。アルコール拭きも、なお有効です。

 但し、天井や壁が珪藻土など拭くとボロボロと取れる素材の場合は、静電気で埃をキャッチするモップで軽く拭いてあげるだけでも大丈夫です。

 清掃が難しい場合は、壁紙や天井にカビを生やさないために、その部屋の湿度を下げることが有効です。除湿器がない場合は、換気で窓を開ける、換気扇を回す、サーキュレーターを回すなどでとにかく空気を動かしてください。特に湿気というのは天井近くの隅にたまりやすいので、サーキュレーターを回す場合は上向きで回すと良いでしょう。




清掃ワンポイントアドバイス                            

 上記のような対策をしてもカビが発生してしまった場合は、ぜひI・B・Sにご相談ください。お見積り無料で現地までお伺いしますので、ご相談だけでもお気軽にご連絡ください。

 天井に広範囲にカビが広がってしまった事例、エアコン内部にカビが発生してしまった事例など、弊社では幅広く対応しております。










さいごに 清掃ワンポイントアドバイス                         

●洗剤の留意点

 カビ取りには、塩素系漂白剤が効果的です。塩素系漂白剤には、カビやカビの色素を分解・漂白する作用、カビを消毒・殺菌する作用があります。また、消毒用エタノールでカビを拭き取れば、エタノールの殺菌作用で死滅させることができます。但し、酸性洗剤と塩素系漂白剤を混ぜると有毒ガスが発生しますので、複数の洗剤の同時使用は避けましょう。


 カビ臭さを取り除くには、炭(備長炭)を置いておくのが効果的です。また、緑茶の出がらしの葉を乾燥させて、ストッキングなどに入れてニオイの気になる場所へ置いておくのも脱臭に効果があります。※濡れたままだとカビが発生してしまうので、しっかり乾燥させましょう。


●作業方法の留意点

 カビ除去の作業で、一番気を付けてほしいのは、ゴシゴシと掃除してしまうことです。目に見えなくても小さな傷がついてしまうため、そこが余計にカビやすくなってしまうのです。カビ取り剤などをしっかりと浸透させてから、強くこすらずに落とすようにしましょう。



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